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プロジェクト21~用水沿いの樹木を手入れ

代表、石子さんの顔写真
中原消防署の裏あたりから第3京浜付近まで、二ヶ領用水沿いの桃や桜、梅の木は700本余。この木のメンテナンスをするのが、植樹をした「中原桃の会」の下部組織として発足した「プロジェクト21」だ。
代表の石子秋夫さん(56)は=写真=は、鉢植えの木の競り業に携わってきた専門家。枝が伸び過ぎて通行を妨げたり、折れた枝が川に落ちているのを見て、並木を維持管理しようと会を発足させた。
ひと通りせん定し終えるまでに1年半。当初、切り落とした枝は約20トンも上った。せん定は、翌年の花芽を増やして木を若返えらせる効果があるが、「せっかくの枝を切るなんて・・・」と理解されずに困った事もあったという。
「街を美しくしたいという思いが原動力。やっぱり自分の生まれたところだから、気になっちゃうんです」。
地道な努力を続けられるのは、並木が美しい花を咲かせてくれるから。街の人たちがそれを見て感動してくれる、それが石子さんの支えになっている
(2004年3月27日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 渡部恵美)

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