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幸国際子育てクラブトントン~交流は外国人の母親と

子ども連れおしゃべり会の様子
外国人と日本人の母親が集まり、子育てを通して交流活動を進めているボランティアグループ「トントン」。代表の池田恵子さんは設立当時についてこう語る。
「外国人に日本語を教えるボランティアを始めたのですが、その頃私も子育て真っ最中。日本人の私は子育て情報が手に入るけど、外国人の母親たちはどうしているのだろうと疑問に思ったのです」
活動は、親子エアロビクスや、各国の文化紹介、各国の自慢料理教室と多種多様。取材当日は小さい子を連れて集まる「トントンキッズ」=写真= の日で、「100万円と1カ月休みがあったらどちらを取るか」をテーマにおしゃべり会だった。外国人が「お金があればいろいろできる。やっぱり100万円がいい」と発言すれば、「子育てに疲れているから休みかな」と日本人が発言する。
活動を通じて教えられることも多い。「日本人の母親は情報が豊富な分、育児への焦りが強い。外国人は、自分が育てられた時と同じ様に子育てをしていて無理がない」と池田さん。活動は外にも広がり、今年は幸区民祭でアジア料理の店を出店する。
(2004年10月16日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 大島三智子)

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