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高津シルバーガイドの会~多くの史跡巡るコース

ガイド活動の様子
1995年に高津市民館の講座「高津区歴史散歩」が開かれた。終了後、参加者から「実際に地図を持ってガイドをしてみよう」という声が上がり、「高津シルバーガイドの会」が発足した。会員数は現在14人で、60歳代と70歳代が半々だ。
コースは大山小径や円筒分水巡りなどをはじめ、年に6回ほどのガイドを行う。10月初旬の子母口・千年コースは、神社仏閣などを巡る約2時間の散歩道だ=写真。  乳を出すといういわれのある大銀杏(おおいちょう)の影向寺や、日本武尊の社がある橘樹神社などがあり、参加者はその史跡の多さに目を見張る。
会員は参加者の年齢層や程度に合わせて説明する。同じ史跡でも、小学生の課外授業では歴史の登場人物を親しみやすく説明する。 ガイドの大原文夫さん(77)は「人との出会いを大切にしたいし、自分の健康のためにもなる。何より、市民に川崎市の史跡を知ってほしい」と語る。
一回でも参加したら「次回もぜひ行ってみたい」と言う人も多いという。
(2004年10月30日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 町田香子)

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