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朗読の会りんどう~平和の尊さを訴える

「朗読の会りんどう」は朗読を通して平和・人権・福祉の大切さを伝える活動を続けている。特に戦争を知らない世代に戦争の悲惨さ・愚かさ・平和の尊さを訴えている。

 同会は2008年、代表の平出圭さん(=写真右端)が、教師の父親たちと立ち上げた。現在は当初からのメンバーである小山羊子さんはじめ9人で活動。

平出さんは大学で演劇を専攻し、卒業後も東宝現代劇などで長年舞台俳優として活躍。観客がイメージしやすいよう、朗読の会に歌や踊りも取り入れた演劇的な手法で工夫をしてきた。

 同年に中原平和館(川崎市中原区)で行われた旗揚げ公演では「平和について思うひととき」を上演。以後も同テーマで、毎年3、8、12月に平和の尊さを描いた物語や詩を朗読する会を開催している。

18年11月、麻生市民交流館やまゆり(同市麻生区)で行われた「やまゆり楽芸会」では、「土のふえ」(今西祐行作)を朗読(=写真)。戦場で吹かれた土笛の響きが敵・味方双方の心を和らげるという物語をフロア狭しとばかりに演じ、情感あふれる声で語った。

 「いつか平和や戦争をあえて題材にしなくていい時代が来れば」と平出さん。今の若者たちに次世代まで平和の尊さを語り継いでほしいと願っている。

詳細は同会ホームページ(「朗読の会りんどう」で検索)。

(2018年12月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)