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見守りの会第5~支え合うまちづくり

6人の女性が机いっぱいに並べた弁当の容器におかずを詰めている様子

「見守りの会第5」は、川崎市麻生区王禅寺5丁目を中心とする新百合ヶ丘第5自治会で、住民同士の見守り活動を続けている。一戸建ての新興住宅地ができて37年が経過。多くの住民は70代半ばとなった。活動は2014年9月に始まった。

 会は毎年10月、自治会全戸(約670戸)に申込書を配布。ボランティア希望者、支援を希望する人を確認する。現在はボランティア54人、支援希望者48人が登録され、誰が誰を見守るかの担当も決めている。

 毎月2回、王禅寺老人いこいの家(同市麻生区)で「おしゃべり会」を開催。支援する側とされる側が一緒に地域情報を共有し、健康や郷土史の講話を聞き、コーラス練習を通じて気軽に語り合っている。5月には自治会内の竹林で採れたタケノコでランチ会を開催。いつもは支援されている人もできる範囲で調理の手伝い(=写真)を行い、和やかに過ごす。

カラフルなイラストと写真で活動内容や行事日程を楽しく紹介した会報も毎月発行。担当ボランティアが被支援者宅へ届け、様子を伺い、おしゃべりをする機会になる。庭木の剪定(せんてい)、草むしり、雪かき、病院送迎などを手助けする「小さなお手伝い」活動も日々行われている。

 「『近所に知り合いが増えて心強い』と喜ばれている。独居宅を訪ねる活動は価値があり、今後も継続していきたい」と代表の柳下和夫さん(86)は語る。

(2019年2月2日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)