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ファンタジー・フルート~災害にも負けぬ音色

約20名でフルートなどの楽器演奏をしている様子の写真

「震災で親を亡くした子どもたちが大人になるまでは支えたい」と語るのはファンタジー・フルート代表の三田純子さん。同団体は7月28日に川崎市産業振興会館ホール(川崎市幸区)で第7回東日本大震災チャリティーコンサートを開催する。

三田さんは震災後、音楽による被災地支援を企画。恩師で東京交響楽団フルート首席奏者の相澤政宏さんに客演を依頼した。宮城県出身の相澤さんが快諾し、2011年7月にフルートだけの同団体が誕生した。

メンバーはプロ・社会人・学生など二十数人。ピッコロからコントラバスフルートまで音域や音色の違う6種類のフルートだけでなるフルートオーケストラを編成する実力者ぞろいだ(=写真)。

年に数回、川崎市内での地域イベントや高齢者施設の依頼による少人数メンバーの演奏会を無料で行っている。7月のコンサートで注目を集めるフルート協奏曲「音で紡ぐ日本の風景」は三田さんと懇意の作曲家、三浦真理さんの新作。被災地を忘れず、日本の風景の美しさや穏やかさが続くようにとの願いが込められた。

当日券は1500円(前売り千円)。チケットの収入は全て宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」へ寄付する。義援金の累計は100万円を超えた。問い合わせはメールでlimitmita@yahoo.co.jp

(2019年6月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)