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studioFLAT~人を繋ぐアートの力

横断幕状の作品を並んで持つ6人の男性の写真

「障害者も健常者も皆同じアーティスト。障害があってもなくてもFLATにアートの魅力を感じてもらいたい」と語るのは、川崎市幸区のNPO法人studioFLAT(スタジオフラット)の代表理事、大平(おおだいら)暁さん(48)(=写真右から3人目)。

市内の就労継続支援B型事業所で11年間、絵画講師を務める。施設利用者を指導する中で、独創的な作品の魅力や才能を見いだし、信頼関係も築いていった。彼らの作品を単なるお絵書きで終わらせたくないと、今年5月に同NPO法人を立ち上げた。

現在20代から50代の14人がアーティストとして絵画制作活動を行っている。彼らの作品は水彩色鉛筆で描く花のような抽象画、大胆な構図の工場群、自分で考えたアニメのキャラクターなど、どれも個性的だ。

2011年から毎年開催している「FLAT展」(東京都内および同市幸区)は、障害者、健常者に関係なく作品を発表する場となっており、購入もできる。一部の作品はハンカチや壁紙、ワンピースなどさまざまな商品のデザインとなり販売されている。

今後は、ギャラリースペースを持った事業所として、定期的に作品の発表と販売を行っていくという。連絡先は「studioFLAT」でWEB検索を。

(2019年8月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・吉川サナエ)