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あさお和凧の会~伝承遊びで地域活性

会員10人ほどが集まって和凧づくりの知識や技術を共有するための勉強会の様子

「あさお和凧(わだこ)の会」は、万福寺町内会(川崎市麻生区)を盛り上げたいと竹市八郎さん(83)が2016年に立ち上げた。以来、住民が参加できるイベントとして、こども会や寺子屋活動を中心に体験会を開催している。

「凧を作って、凧を揚げる」。シニア世代が幼少時に経験した昔ながらの遊びを次世代に伝え、子どもたちにモノづくりの楽しさを体験させたい。仲間づくり、顔の見える関係づくりに貢献したい。凧づくりという共同作業を通じ世代間交流を図り、地域の活性化を目指す。昨年は子ども向け体験会を5回、大人向けに指導員講習会を1回行った。

体験会では子どもたちも指導員に積極的に質問をしたり、こつを教えてもらったりと、近年の核家族化で日ごろ高齢者との関わりが少ない子どもたちにとっても、世代間交流ができる大切な場となっている。

会員は現在25人。初代会長から指名され、2代目会長となった廣嶋一康さん(78)は「凧づくりは子どもの力量を考慮して改良しています。竹ヒゴの接着、糸の結び方など、不得手な部分は簡単に。勉強会(=写真)を行い知識や技術を会員どうしで共有しています」とのこと。

運営については経費の確保が課題。協賛企業や賛助会員の開拓も行っている。また、体験会の参加者や手伝ってくれる人も募集中。詳細はホームページで(http://asao.jeez.jp/wadako/)。

(2019年9月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)