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かわさきwaii(ワイ)の会~認知症に四つのケア

団体の横断幕を手に持ち並ぶ16人の男女の写真

かわさきwaii(ワイ)の会(=写真)は『川崎市認知症あんしん生活実践塾』に参加した有志が集まり、受講後も学びを深め実践を継続したいという思いから2016年10月に設立された。メンバーは18人。認知症介護を学ぶ場を地域に提供することも目的としている。

 現在の活動の中心は「認知症の症状を軽くする四つのケアの講習会」だ。四つのケアとは、「水分」「栄養」「運動」「便通」を意味する。講習会は国際医療福祉大学大学院の小平めぐみ先生の講義やアドバイス、参加者間の情報共有を中心に、川崎市総合福祉センター(エポック中原、中原区)で定期的に開催しており、次回は来年1月に開催予定だ。

「薬以外にも患者本人が楽になる方法を模索していた。水分をとれば便通もよくなるなど、四つのケアは誰にでも重要な健康要素だが、認知症になると介護者が意識して実践することが必要。体調を整え平穏な心理を保つようなケアが大事」と話すのは代表の高橋晶子さん(52)。メンバーの片山直美さん(55)は、実父の要介護度が改善した。

「高齢者本人の性格や苦手なこともある中で、ケアを継続するには工夫やサービス事業所の協力も必要。諦めなければ本人も安心快適な暮らしができ、家族も介護負担が軽減する」と経験を語る。

問い合わせは事務局へメール(kawasakiwaii@yahoo.co.jp)で。

(2019年11月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)