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NPO法人ワーカーズネットかわさき~働く人の駆け込み寺

相談に訪れた男性の話を聞く男性会員2人の様子

「川崎市内で働く人々の違法な長時間労働、不安定就業、低賃金などの労働環境を改善したい」と、弁護士、労働組合員、教員など20人が集まり、2017年3月に「NPO法人ワーカーズネットかわさき」(兵頭淳史代表理事)を立ち上げた。

月1回の夜間街頭労働相談や、違法な企業から身を守り働きやすい職場にするためのワークルールを学ぶ講座などを行う。

10月29日に川崎駅前で行った夜間街頭労働相談(=写真)は、8人の相談者が訪れ、不当解雇、パワハラ、給料の遅配や突然の減額などについて相談。同法人の弁護士や労働組合員がまずワークルールの説明をし、会社側との交渉方法、労働組合や労働基準監督署の紹介などを行った。5回の相談で残業代を自力で勝ち取った人もいるという。

先月26日には「てくのかわさき」(川崎市高津区)で「基礎から学ぶ実践!ワークルール講座」を開催。長時間労働の現状、残業代請求に必要な証拠の集め方などが紹介された。参加した高校生は「将来仕事に就いた時には楽しくやりがいを持って働きたい。そのためにワークルールを知ることの大切さを学んだ」と感想を述べた。

林裕介理事(35)は「何か変だと感じた時、こんなものかと思わず、違法だと声を上げ、行動を起こしてほしい」と話す。連絡先は、林理事電話044(931)5721(川崎北合同法律事務所付)。

(2019年11月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・吉川サナエ)