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SL防災ボランティアネットかわさき「災害に事前の備えを」

「防災ボランティアネットかわさき」代表の佐藤元男さん

「SL(セーフティリーダー)防災ボランティアネットかわさき」代表の佐藤元男さん(71)=写真左=は2019年、教員や地域住民を対象に、DIG講習会を40回近く開いた。

DIGとは、「Disaster Imagination Game」の略。地図や図面を囲みながら、参加者全員で災害リスクをイメージし、予防策や対応策を考える参加型の図上訓練で、防災教育や防災対策に活用されている。

定年退職後、傾聴ボランティアを始めた佐藤さん。東日本大震災後、岩手県釜石市で奥さんを亡くした男性の体験談を聴き、防災への事前の備えが重要と考えた。防災士やSLの資格を取得し、全国組織のSL団体に所属している。

川崎市民の防災意識向上を図ろうと、17年に同団体を立ち上げ、メンバー15人で災害発生時の災害救援・復旧支援と防災知識を普及。また昨年の台風19号では、市内のボランティアセンターの運営スタッフを30日以上務めた。

「災害が起きても被害を最小限にするための活動」と、DIG講習や「減災のすすめ」などの講演会を開催している。

「啓蒙・啓発活動なら誰でも日常的に参加できるので、予防=防災の活動に軸足をおいていきたい」と考えている。連絡はメールで。mottotto310@nifty.com

(2020年5月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・山田  和彦)