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川崎中島広報企画室 住民をつなぐ若い力

SNSを使って飲食店や参加者の生の声を聴く

「川崎中島広報企画室」は、地域住民のつながりを深めることを目指して2020年1月に発足した団体だ。広告代理店で働いていた中村崇さん(37)=写真左上=が代表となり、川崎市内のIT系企業などに勤める20代から40代と若い12人のメンバーが集まった。

16年から川崎区中島で仕事を始めた中村さんは、この地に育った人々が小さな内輪同士で集っており、世代や地域を超えた交流の機会が少ないと感じた。もっと住民同士の交流が進めば、多様性や多文化を活かした街づくりができると思った。

地域住民の交流を進めるため、地元商店会の祭りの復活を企画。新型コロナウイルスの影響で開催は断念したが、準備を通じて地域のつながりには地元飲食店の存在が大事だと分かった。

そこで、コロナ禍に苦しむ個人飲食店を応援しようと、5月からメンバーが得意とする会員制交流サイト(SNS)を使ったお店紹介を始めた。

「紹介された焼き鮭の切り身の売れ行きが好調」という惣菜店や「気にはなっていたが敷居が高かったお店にも入りやすくなった」という参加者からの反響があった。飲食店の生の声を聴き地域課題を知ることでメンバーの活動意欲も向上した。

10月18日には中島の個人飲食店主の人柄や地元への思いを紹介する「つながる川崎なかじまっぷ」を発刊・配布する。

連絡先はメールでnakako20200319@gmail.com

(2020年10月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)