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大師ONE博(わんぱく) 願い事がかなうまちに

大師ONE博メンバー

「大師ONE博(わくぱく)」は、厄除けのお大師さまと親しまれている川崎大師がある大師地区を楽しく豊かにする挑戦を続けている。 

2019年5月に川崎大師門前の広場で、イヤホンを装着して音楽を共有しながら踊る「ほしぞらディスコ」を開催。団体のスタートを踏み出した。

「昔よりも活気が少なくなったこの町への恩返しだけではなく、豊かになる生活を切り開いてみたい」と、共同代表の奥貫賢太郎さん(33)=写真左=は、18年12月に団体を設立した思いを語る。男女20人程のメンバーは、名物くずもちの新商品開発や多様なメディアでの情報発信など、様々な企画を行う。

 川崎区と共催で近隣の小学生が七夕の短冊に書いた願いを叶えたいと、 昨年12月に「願い事から生まれた大師ナイトシアター」を実行した。64人の参加者はヘッドホンを着け、屋外で映画を観た。 家族で参加の中村拳さん(43)は「この時期、思ったほど寒くない。子どもにとっても良い企画」と上映を楽しんだ。

「子どもの願い事をかなえたい、本気になってかなえたら魅力のある町になる」と奥貫さん。少年少女のようなわんぱくな心を持ったメンバーが、100年先の未来へ繋いでいく。

同団体の詳細はホームページhttps://daishi-onepark.com

(2022年1月20日 神奈川新聞掲載 市民記者・原  達也)

 

 

 

 

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