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かわさきママのわ事務局 まち盛り上げ伴走も

かわさきママのわ足型アート

「かわさきママのわ事務局」は、川崎市内で地域を盛り上げる活動をしているママたちの団体と、起業したり何か始めたいと思ったりしているママをつなぎ、区を超えた交流と情報を共有する目的で2017年に設立された。

地域の人たちと協力しあいながらの活動も今年で5年目になる。事務局の運営は中村ふみよさん(40)=写真後左=。団体作りを支援する活動を大切にしている。特技を生かして、地域に貢献したいというママたちの背中を押し伴走もする。

区画整理が進む多摩区登戸地区。小田急電鉄と川崎市の空き地活用による賑わい創出プロジェクト「登戸・遊園ミライノバ」では、「たまくママのわ」の活動を支える。

毎週水曜日開催の「おやこひろば」で「足型アート」に子どもと参加した女性(35)は「コロナ禍の育休中、人と接する機会がなくなり辛かった。ふらりと来れるこの場が救いになった」という。登戸駅近くでマルシェを開いている大学4年の男子学生は「子どもやママとは無縁だったが、空き地で繋がり協力しあいたい。」とほほ笑む。

中村さんは、頑張っているママたちともっとつながりたいとの思いで、連携を呼びかける。7区の参加団体は現在15組。「一緒に地域やまちを元気にしましょう」と期待を寄せる。

問い合わせは「かわさきママのわ事務局」でウエブを検索。

(2022年5月26日 神奈川新聞掲載 市民記者・鹿野 薫)

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