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文化発信、距離縮め ウクライナ支援中野絢斗さん

ベント会場で販売する中野絢斗さん

川崎市高津区在住の会社員中野絢斗さん(25)は、ウクライナなど東欧の人々について理解を深める活動に取り組んでいる。

中学生の頃から東欧諸国に関心を持ち、日本との架け橋になりたいと願ってきた。大学ではロシア語を学び、北方4島交流事業や日露学生交流事業に参加、ベラルーシへの留学も経験した。ウクライナにも何度も訪れ、それぞれの国に友人がいる。

今年2月、ロシア軍のウクライナ侵攻でその願いは断ち切られた。変わり果てた街並の映像に大きな衝撃を受け、友人とも連絡不通に。無力感からふさぎ込んだ時期もあった。

思い描いてきた民間交流とは違う形だが、「今、自分にできることから始めよう」と、東欧の雑貨販売を通じて地域の人にウクライナのことを理解してもらおうと考えた。

4月、川崎市高津区大蓮寺のイベント会場で自分のコレクションや友人から求めた民族衣装、人形、ピンバッジなどを販売し、募金活動を行った=写真。売上と寄付金は在日ウクライナ人団体へ全額寄付した。

宮前区在住のウクライナ人家族の講演会を支援するなど、今後も東欧の人々の暮らしや文化を川崎市内から発信し、相互の距離を縮めていきたいと願っている。

連絡はメール(ukraina.mir2022@gmail.com)で。

(2022年6月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富 滋)

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