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モモの会  声のぬくもり届ける

モモの会メンバーたち

「一人でも多くの人に、元気な日々を過ごしてほしい」。そんな思いで活動を続ける「モモの会」は、電話で傾聴をするボランティアグループだ。

2015年4月に川崎市中原区で設立。当時は孤独死が社会問題として大きく注目されていた。

20年からは、新型コロナウィルスの影響で人と接する機会がなくなった人の要望に応えたいと、30分程度おしゃべりができる無料電話を開設した。「受容と共感」が傾聴の基本姿勢だ。

代表は相澤ミチ子さん(77)=写真前列中央。「一人一人を大切にする心」を胸に19人の会員が交代で対応する。月・火・水・金曜日の午前10時~午後0時半と午後1時~4時に電話を受け付けている。

男性の利用者も増えてきた。仕事や家庭の悩みなどについて近すぎない相手との会話が求められている。

一方で、「寂しさ」「つらさ」を抱えた人からの電話も多い。「『死にたい』と電話をかけてきた人が会話を重ねるうちに穏やかになり、声のトーンも変わってきます」と設立時からの会員福山八重子さん(79)=写真前列左。

利用回数は年間600件を超える。「人と人のつながる大切さを学んでいます」と相澤さん。今春には認知症の人を対象にした電話の開設も目指している。

連絡は相澤さん電話044(711)2413へ。

(2023年1月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・山村由美子)

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