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NPO施設運営管理センター~清掃技術で社会に貢献

清掃活動の様子
「自分たちの培ってきた技術で何か社会貢献できることはないだろうか」。2005年4月、NPO施設運営管理センターが設立された。ビルメンテナンス会社を中心に廃棄物処理会社など計10社で運営している。
毎年12月には、川崎市シルバー人材センターの在籍者を対象に、ハウスクリーニングの啓発講習会を開き、清掃のやり方を初歩から教えている。もちろん無料だ。「ぞうきんの絞り方や汚れたテーブルのふき方など、基本的なことを意識せず自己流で行ってしまう人が多いんです」と理事長の秋山さんは言う。
5月21日、2ヵ月に一度の東扇島西公園の清掃ボランティアには青空の下、運営各社より三十数人が集合した=写真=。
理事長の指示で一人一人が一定の間隔をあけて広がり、投げ捨てられたごみを公園の端から端まで効率よく拾って歩く。ごみは種類によって分別され1ヵ所に集められた。わずか1時間半。「うれしいことに、ごみが減ってきているんです」。秋山さんが笑った。
(2008年6月28日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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