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ホーム活動を知ろうU-50>第45回 小林宏奈さん

U50  第45回 小林宏奈さん

「U-50(アンダー50)」は、2018年3月からスタートした、市民活動に関わる人物を紹介するコラムです。 市内NPOで若手エース(50歳以下の活動者で代表に限らない)を応援することを目的に、若手エースの活動を広報します。

小林宏奈さんプロフィール

「かわさき区EST(カワサキクエスト)」共同代表
川崎区在住

目的は川崎区を新しい印象に!

私が団体を立ち上げたきっかけは、第44回「U-50」に掲載されている中野絢斗さんが発起人の「かわさき若者会議」に参加したことです。主に川崎市内の、若者が多く参加していましたが、川崎区のメンバーが少なく、そもそも同区内で市民活動をしている若者が少ないのではと感じました。また、自分の住んでいる街“川崎区“をネガティブに捉えている人が多いことを残念に思っていました。そのため、生まれ育った川崎区を自分たちの力で明るく元気な印象に変えていきたいと考えていました。

そんな私が「かわさき区EST」の設立メンバー4人と出会ったのは、2021年8月に川崎市教育文化会館で開催された「川崎区進め自由研究隊」と「かわさき若者会議」の交流会でした。これをきっかけに、コロナ禍に追い打ちをかけられた、行き場のない若者の居場所作りや友だち作りの企画・運営を考えるうち、いっそのこと団体を設立し、本格的に活動していこうと、2021年9月「かわさき区EST」が誕生しました。

団体名「かわさき区EST」の由来は、若い力で新たな道を切り開き、創り上げていくといった意味を込め、「探求・開拓/quest(クエスト)」と、川崎区への愛が最上級「est」ということから“EST”を取り、“川崎区”が一番目立つよう組み合わせました。改めて、自分たちにピッタリだと思います。

初イベントを開催

2021年12月25日(土)と26日(日)に、初イベント「くえすとかふぇPre☆」を川崎市教育文化会館で開催しました。川崎区にゆかりのある25歳以下対象で、入場料無料の若者コミュニティカフェです。訪れた人同士が仲良くなれるような空間を意識しながらも、遊びや勉強など、自分の好きなことを自由にできる場にしました。
「もし、誰も来なかったらどうしよう・・・」という不安は杞憂に終わり、両日合わせて中学生から大学生まで計10人が参加してくださり、とても嬉しかったです。ソーシャルディスタンスを取りながら、カードゲームやアプリゲームで盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。私はコロナ禍に大学へ入学したため、友達と教室で授業を受けたり、ワイワイ遊んだりする機会が少なかったので、本当に楽しかったです。やはり、直に顔を見ながら話せるのは最高ですね。参加してくれた皆が「また参加したい」と言ってくれて、いいスタートが切れたと感じました。

運営・企画については、毎週のように4人で集まり打合せを重ねて準備してきました。特に「くえすとかふぇPre☆」のポスターに使用したロゴは、かなり思い入れがあります。ロゴのデザインは、メンバーの個性を活かしながら、冒険を進めていくロールプレイングゲームの「パーティ」をイメージしています。「かわさき区EST」らしく、冒険をテーマに「賢者」「勇者」「魔法使い」「動物使い」に扮したメンバー4人が輪になっているオリジナルのデザインです。また、下に並んだ7色のキャラクターたちは、川崎市7区の花や木をそれぞれの頭につけています。7色は各区の歴史や特徴を表しています。このキャラクターをきっかけに、自分の住んでいる区への愛着を深めてもらえたらと思っています。

やりたいことが目白押し

次のイベントを企画していて、2022年3月19日(土)~20日(日)、大師公園瀋秀園にて初開催のコスプレコンテスト「#どりコス」を開催します。19日(土)は小学生以下のお子さんを対象としたコスプレイベント「#どりコスK」、20日(日)から中学生以上の大人を対象としたコスプレコンテスト「#どりコス」を開催いたします(詳しくは#どりコス公式SNSをご覧下さい)。地域活動とエンターテインメントを絡めることで、一人でも多くの人に「川崎区は楽しいな」と感じてもらえたら嬉しいです。
現在、企画していることはもちろん、これからやりたいこともたくさんあります。一つは川崎区を「誕生日を大事にする街」にしたいです。例えば1年365日(366日)それぞれの誕生日の人を366人集めて交流イベントを行ったり、“誕生日バッチ”を作って、誕生日に付けて歩けば街の人同士で「おめでとう!」「ありがとう!」と挨拶の輪を広げたりしたいです。感染症対策の問題や個人情報の観点など、今すぐに実行は難しいかもしれませんが、前向きに取り組んでいきたいと考えています。
将来的には、私たち4人が共同代表や副代表という堅い肩書きを無くし、ポスターのデザインのように「賢者」「勇者」「魔法使い」「動物使い」など、個性を活かした面白い肩書きを名乗って活動したいです。名刺に記載すれば、初対面の人と打ち解けやすくなるし、やってみたいという人もでてくるかもしれないと構想を練っています。一人ひとりが心から、楽しそう!やってみたい!と思えることを、メンバー同士で支え合いながら実行していきたいです。

市民活動に魅せられて

現在、私は「かわさき区EST」の他に、「かわさき若者会議」「川崎市成人式サポーター」「川崎ワカモノ未来プロジェクト」で活動しています。昔の私が見たら、複数の市民活動団体に入ってガンガン行動する私に、とても驚くと思います。というのも、中学高校時代は学校生活がもどかしく感じ、孤独感や焦燥感に苛まれた時期がありました。たまたま市民活動に誘われ、1歩踏み出すと、そこには自分の話を聞いてくれる人たちがいました。地域の人の温かさに触れ、自分の居場所はここにあると実感できました。自分を認めてくれる人がいるなら頑張れると、積極的な気持ちになれたのは自分でも不思議です。
現在、毎日が忙しくてスケジュールに追われていますが、人のために動いていると思えば苦になりません。色々な助言をくださる区役所の方々や周りの優しい先輩たち、そして面白い仲間たちには感謝しかありません。もがき悩んだ経験があったからこそ、こんなに楽しい今がある、無駄なことはないと、今はしみじみ感じています。

同世代の若者へ

私たちの団体は、まだ設立4ヶ月です。でも凄いスピードで突き進んでいるのは、タイミングと運と出会いが重なって、思いがけないパワーになっているからです。だから、何かやりたいことがあったら、失敗を恐れず、とにかくやってみてほしい。やらないと、やりたくない理由ばかりが出てきます。私のモットーは「やらない後悔だけはしたくない!」です。
自分が将来どんな職業につくかはまだ決めていませんが、教育学部生なので教員免許は取得する予定です。居場所が無くて寂しそうな子がいたら、繋がって役に立ちたいです。そして、我ら「かわさき区EST」の目標は「自由で楽しい川崎区を若者のパワー溢れる街にしたい!」です。3月の大師公園のコスプレイベントへのご参加お待ちしております!
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2021年12月27日取材 レポーター 町田香子

お問い合わせ

kawasakikuest.info@gmail.com

次回のエースは「川崎ワカモノLab共同代表」 羽賀優希さんです。