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ポエトリー・リーディング~市民文化に発表の場を

メンバーの集合写真
市民参加型の表現イベント「ポエトリー・リーディング」を主宰して1年。詩の朗読や弾き語りのほか、ダンス、ラップ、絵画など、市民文化の自由な発表の機会を提供している=写真=。
優劣の評価はしていない。5分間の表現で自分の可能性と自信を取り戻すことに重点がおかれている。市民が自ら精神の豊かさを手に入れ、元気になることが、地元の活性化に必要ではないかと考えているからだ。
場所は登戸駅前のレストラン。環境活動家でもある店長の協力で実現した。毎回、地元のプロの表現者が出演することでも話題になっている。毎月第3金曜日、夜8時からの2時間を演技者と観客が共有し、「真に生きている」と感じるイベントにしたい思っている。
文化や芸術は本来、生活の中から生まれ、磨かれてきた。身近な文化を気軽に表現しあうことから市民文化の向上が図れたら、と願っている。
(2004年6月5日 神奈川新聞掲載 ポエトリー・リーディング主宰 山吹草太)

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