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女性防災かわさき~いざという時に備えて

パントマイムを行う男性の写真
女性の視点から防災について考え、高齢者や障害者、乳幼児、外国人など「災害弱者」といわれる人たちを支援するため、2000年に結成された「女性防災かわさき」では、いざというときに備えて、防災に関するイベントを地域で数多く実施している。
9月25日には、高津区で「今こそ人の生命の大切さを知ろう」というイベントを行った。来年で10周年を迎える阪神・淡路大震災のパネル展示や、ビデオ「救えたはずの生命」の上映、水を注ぐだけで食べられるアルファ米による昼食会などがあった。
また、ご自身が聴覚障害者であり、「デフ・パペットシアター・ひとみ」代表の庄崎隆志さんによる紙人形劇や、手と体を使う表現「目で見る言葉」の実演を行った=写真。参加者は、庄崎さんの表現力の豊かさに驚き、障害がある人について考えるきっかけにもなった。
災害は予告なしにやってくる。今後も、このようなイベントを実施しながら、地域で防災の意識を高めるとともに、災害弱者に関心を持ってもらえるように働き掛けていきたい。
(2004年11月6日 神奈川新聞掲載 女性防災かわさき 原田二三子)

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