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実施報告「必ず集客できるチラシの秘密。」

【第4回パワーアップセミナー】「必ず集客できるチラシの秘密。」

開催日時:2018年9月8日(土)午後1時半~4時半開催

参加者:26名

会 場:かわさき市民活動センター 会議室

講 師:株式会社Y-プロデュース 代表取締役 野竿達彦さん

 

第4回目のパワーアップセミナーは毎年大人気で満員御礼のチラシ講座です。チラシは、広報ツールの1つですが、販売促進から新規オープンの周知など、目的に応じてその役割が異なります。

市民活動におけるチラシは、団体の活動を広く周知し、参加してもらうことを目的とする「集客チラシ」が多いですが、実際の「集客」になかなか結びつかないことが多々見受けられます。

なぜならば、チラシは手軽に作れる反面、単に団体名やイベント(講座)名と写真を並べるだけでは集客できません。「集客」できるチラシには必要な構成要素と理論が存在します。

このセミナーでは「チラシを作ってもなかなか人が集まらない」とお悩みの団体のみなさんに、「見せるだけで注文が入る!ホームページ・チラシ」を強みとしている式会社Y-プロデュースの野竿さんを講師にお迎えし、「必ず集客できるチラシ」の作り方の秘訣を指南して頂きました。

1)企画上手になるには

「集客」においてはチラシと企画はセットです。企画自体が魅力的でないと、どんなに良いチラシを考えても「集客」に結びつきません。本講座は、まず企画そのものを考えることから始まりました。

★なぜ今、セミナーに人が集まらないのか?人が集まる企画3つのポイント

インターネットの普及で誰でも知りたい情報がすぐに入手できるようになり、①忙しい人が増えた ②学べる情報に囲まれている ③セミナーを見る目が肥えた、などの理由も相まって、セミナーに人が集まりにくくなっています。このような状況下では、人が集まる企画そのものを見直す必要があります。

人が集まる企画の3つのポイントは、①流行(トレンド)、②遊び心(ユニークさ)、③専門性の高い内容を解り易く伝える、とのお話がありました。

★企画上手になれる4つのポイント

①イベントの数をこなす  

②実施→検証→修正→実施のPDCAのスピードが大事

・実施後に反省会をして次のイベントに活かす、燃え尽きないこと

・目標の100%達成するのではなく90%で良しとする。10%の悔しさが、学びや次回への意欲につながり、結果的に2回目は1回目よりもレベルが高いイベントになるとのこと。

③先にチラシ案をつくる

④本能に訴求させるキャッチコピーをつくる。

2)集客チラシ原稿の作り方

当センターのラックにも沢山のチラシがあります。こに並べられた中から、関心を持ってもらい、多くの人に申し込んでもらうためには、以下の3つの壁を突破できるチラシにする必要があります。

①手に取ってもらう

②参加したいとおもってもらう

③申し込むと決めてもらう

チラシをつくる際に間違えてはいけないことは、集客チラシはブランドが展開するお洒落なイメージ広告とは異なり、「集客」できることが良い広告です。

集客チラシをつくるには、先ず文字原稿から作ります。チラシ作りにおいて、キャッチコピー、本文、書体、レイアウト、色目を考えるのはマーケティングの役割で、原稿を元にインパクトを与えるための装飾がデザインの役割です。

★原稿づくりのポイントは以下の8つです

「イベント名」で集客が大きく左右されるので、「対象者」は明確する必要があります。対象とされるターゲットが「このイベントの対象は自分のこと?」と思ってもらえるように、良く考えます。

セールスポイントとメリットはセットです。「セールスポイント」は具体的かつ簡潔に、「メリット」は、チラシを見た人が、参加をすることのお得感を目に浮かばせるような文言を考えます。

「プログラム」はイベントの予告編。面白そう!参加したい!と書きたてるような文言がポイントです。現実的に「プログラム」抜けているチラシが多いそうです。予告がないと参加者のモチベーションがわかないとのことです。

④「ゲストや講師」の紹介については、イベントにいかに相応しいかを強調します。講師にお任せで単に経歴を羅列するのではなく、例えば、親しみが持てて人柄が伝わるような面白いエピソードなどを入れるなど、「会ってみたい」と思わせることも大切との紹介がありました。

⑤大切なのは開催年よりも日時。日時は目立つようにする。

「会場の案内」はできるだけわかりやすく。

⑦受講して得られたメリットなどアンケート結果を「参加者の声」として掲載する。

⑧申し込み方法は参加する年代に合せて手段を考える。

3)キャッチコピーの作り方

★キャッチコピーづくりのポイントは以下の9つです

①キャッチコピーは最後に考える

ハードルを下げて言い切ることが大事。

EX)「誰にでもできるダイエット」ハードルを下げることで参加しやすくなる。実用書のベストセラーのタイトルなどを参考にすると良いとのアドバイスがありました。

数字や時間の力を借りて具体的にイメージさせる

・よくわかる!→60分でよく分かる ・この講座にでた多くの人→この講座にでた93%

新しいことを強調するキーワード

・最新、2018など

語りかける

 ・~しませんか?/会計に困っているあなたへ

マジックワードを入れる

・人生・運命・魔法・裏ワザなど

⑦作り手側(主催者側)の自分様ワードをキャッチコピーにしない

⑧稟議書や企画書のタイトルをキャッチコピー(50周年「〇〇」、2018年度〇〇セミナーなど)にしない

⑨何をやるのかわかりにくい聞きなれない言葉をキャッチコピーにしない(トリエンナーレなど)

4)レイアウト・写真・書体について

①キャッチコピーと写真は合わせる。意味のない画像は入れない

②文字を横に長く書かない。

③感嘆符「!」を使いすぎるとうるさいだけで効果をうまない。

④同じ言葉を重複させない(団体名とキャッチコピーが同じなど)

⑤文字の大きさにメリハリをつける

全部見て欲しいは素通りされる→文字の大きさで役割を決める

(大)キャッチコピー(中)サブコピー(小)本文

⑦写真の見せ方も型にはめずメリハリをつけ大胆な構図で。

文字の書体はターゲットによって決めるイメージを書体で表現する。雑誌の表紙を参考にすると良いとのことでした。

・明朝体→高級感があり落ち着いていて上品→女性向け、40代向け

・ゴシック体→見やすくインパクトがあり元気→男性向け、10~20代

・丸ゴシック→やわらかいゴシック体で女性が好む

・どんな場合でもPOP体は気を付ける。POP体はスーパーで使用されることが多い

★まとめとして…集客チラシをつくるうえで大切なこと

まずは自分たちのウリが強いチラシ案をつくる

①中学3年生にも伝わるように、大袈裟すぎずにクールダウンして表現を考える

②「創るよりも想う」

自分たちの立場ではなく、相手(お客)の立場を思い、相手の目線に立って謙虚

*NPOや市民活動は自分たちの言いたいことや自分達目線が多い

③キャッチコピーは具体的にかつ簡潔に!

ハードルを下げて言い切る

⑤カリキュラムだけではなく「受講するとこうなる」と予告編を入れることで相手のメリットに訴求

「伝える」と「伝わる」はちがう

「伝わる」は、1.相手に理解させる→2.相手に納得させる→3.相手に行動させる、の3段階で進む。*どの段階でつまずいているかを知ることが大事

最後に添削を希望された9団体のチラシ添削タイムになりました。

添削のポイントは、共通認識としてよほど知れわたっていない限り、団体名やイベント名をキャッチコピーにしない(〇〇サロン、〇〇講座など)、チラシから何をやっているのか伝わらない、対象者がわからない、などNPOや市民活動団体にありがちな点が指摘されました。

【アンケートから】

「今までチラシを作っていたが、相手に伝わらないチラシを作っていたと思った。」

「忘れかけていた視点を思い出させてくれた。加えて、発想の広がりなどに驚かされた。」

「とても濃い内容で、知らなかったテクニックなどもたくさんありました。」

「チラシ作成については、コツがつかめました。何もわからず自己流だったので、参加してよかったです。ありがとうございました。」

「ポイントをおさえた形でわかりやすく、楽しく学べた。知りたかったことがわかった。」

「素人のチラシ作り。市民館などのラックに置いても人づて以外の集客が上手くいかない理由がよく分かりました。」

「内容が盛り沢山で惜しみなくノウハウをご紹介いただけ、一つ一つのノウハウが大変参考になりました。」

【講師紹介】

野竿達彦さん

株式会社Y-プロデュース 代表取締役

 

銀行、求人広告の営業マン、商工会議所を経て、

2007年より横浜市創業支援・成長促進事業 横浜ベンチャーポート所長に就任。

2009年より起業家のための「横浜PRオフィス」をプロデュース。2010年1月横浜にて創業。

2013年5月 株式会社Y-プロデュース設立 企業の圧倒的な強み(PS)コンサルティング、

見せるだけで注文が入る広告ツールの制作、セミナー講師。

内閣府 iSB公共未来塾インキュベーションマネージャー

内閣府 新しい公共事業 YSBスクールプロデューサー兼専任講師 

品川区立武蔵小山創業支援センタークリエィティブマネージャーを歴任。

3,000件を超える販促コンサルティング経験あり。

強みコンサルティングによるアドバイスだけでなく、実際にチラシ・ホームページ制作までを手掛けることで、注文が入る広告手法に日々、磨きをかけている。