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ふつうのくらし~女性たちを元気に!

「誰もが『まっとうに暮らせる社会』を目指しています。特に非正規職・シングル女性は雇用形態、性別の二重の格差の中、税の控除などの公的支援もありません。2017年度の国税庁の民間給与実態統計調査でも年収151万円という経済的に苦しい状況に置かれています」。

思いを語るのは「ふつうのくらし」代表の清野(せいの)あずみさん(34)。同団体は女性の経済的自立を目的に非正規職の女性を支援するため、18年1月に設立された。発足のきっかけは自身も就職活動や同じ境遇で経済的に苦労したことだ。

主な活動は「収入を増やし支出を減らす」ための勉強会の実施。IT系スキルの習得、手作りの雑貨やサービスを販売する「小商い(こあきない)」の手法やフリーマーケットアプリの使い方を楽しく学んでもらう(=写真)。会員同士の交流活動「もやカフェ」も2カ月に1回開催する。

月3万円増を目標とする「小商い」は収入増の経済的余裕に加え、商品が売れることで自己肯定感が高まり気持ちにも余裕ができ、日々の生活への意欲も高まる。

「今後は『小商い』での地域のお祭り出店などで地元商店街の力を借り、団体や女性自身が地元とのつながりを持ちつつ、女性たちをより元気にしていきたい」と清野さんは言う。

連絡先は同団体ホームページ https://decentlife.jp/

(2019年2月16日 神奈川新聞掲載 市民記者・島田悦子)