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川崎市スポーツ指導者協議会~地域でスポーツ広げ

腹筋運動をする女性らとそれをサポートする会員の写真

川崎市スポーツ指導者協議会は、地域スポーツのすそ野を広げることを目指して1976年4月に設立された。

会員は日本スポーツ協会の「公認スポーツ指導員資格」を持つ100人。同資格は学科と実技試験により、卓球やラグビーなど競技別の専門知識と能力を認定するものだ。さらに4年に1度、レベルアップを目的とした研修を受ける必要もある。

この資格を生かし、地域でスポーツ教室を開いたり、学校のクラブ活動のコーチを務めたりする会員もいる。同協議会会長の山本健二さん(65)は、「指導員は技術だけでなく、指導方法やコミュニケーションの取り方などを専門的に学んでいるので、スポーツを安全に楽しむ方法を伝えられます」と話す。

競技種目を超え会員同士が協力し合う活動の一つ「健康体力フェアー」(=写真)が1月19日、とどろきアリーナ(中原区)で開催された。32人が参加し「上体起こし」「10メートル障害物歩行」など6種目を行った。「毎回参加することにより数値の比較ができ、自分の今の体力が分かる」と参加者からも好評だ。

山本会長は、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催でスポーツに参加する人が増えるでしょうね」と期待している。

(2019年2月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・吉川サナエ)

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