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白百合の会~地域のよりどころに

揃いのエプロンをつけ並ぶ8人の男女の写真

「地域住民の閉じこもり防止・仲間づくりに重点を置き、時間を共に過ごすことで親睦を図ろう」と1991年12月、川崎区中瀬地区の民生委員の呼び掛けで白百合の会は設立された。 代表の大西喜久子さん(76)(=写真前列中央)は「多世代の人々が気軽に参加でき、そこでのふれあいが、助け合うきっかけにつながる場所にしたい」と思いを語る。

活動は毎月第3木曜日の午後、会食や催しを楽しむ。会員数は56人で60~90代が中心だ。いつも来ている人が来ていないと、自宅まで迎えに行くこともある。互いの気遣いが体調不良などの変化をいち早く発見することにつながっている。

大正琴、三味線、ハーモニカ、日本舞踊、フラダンスなどの特技を持った会員も多く、地域の高齢者施設や町内会、老人会からの要望に応えてボランティアで出向くことも多い。約30年間の活動が評価され、川崎市社会福祉大会で表彰された実績もある。

地域の団結力が強くなった実感はあるが、活動地域にかかわらず、さらに多くの方々に喜んでもらえる催しの企画を考えている。町内会館にはカラオケや映画上映に必要な設備も備わっており、活用していくつもりだ。町内会と共催で今ある資産の有効活用を図りつつ、高齢化率が高い地域での存在意義を意識した活動にまい進する。

(2019年7月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)