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K―GAP かわさきギャンブラーズアディクションポート~ひとりで悩まないで

「K-GAP かわさきギャンブラーズアディクションポート」は、ギャンブル依存症になった経験を持つ有志が集まり2017年12月に設立された。30~60代のメンバー7人で、ギャンブル依存症の回復支援と予防啓発を主な目的としている。

現在の活動の中心は毎週水曜日、川崎市教育文化会館(同市川崎区)で実施している定例会。依存症からの回復プログラムに沿って、依存症本人へのサポートだけではなく家族・友人からの相談にも対応している。

「ギャンブル依存症は『ギャンブル障害』という精神疾患の一種とされているのにも関わらず、本人に自覚がなく現状を認知していないことが多い。勝敗に関係なくやめることができず、日常生活に支障が生じるまで離れられない。自分も更生には時間を要した」と語るのは、代表の近藤宏さん(54)(=写真右)。

競馬、パチンコ、スロットマシンへの依存が大部分を占める中、外国為替証拠金取引のFXで依存症になった相談もある。副代表の野澤賢一さん(50) (=写真左)は「プログラムを進める中で、仲間が元気になっていく姿を見たり、真の悩みを打ち明けてくれたりしたとき、やりがいを感じるしうれしい」と言う。

今後は、ギャンブル依存症に関する講演会や川崎初となるギャンブル依存症入所施設開所も視野に入れている。相談・問い合わせは、事務所 電話044(742)7162。

(2019年9月7日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)