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写真ボランティアねこの手 遠くから被災者支援

写真洗浄作業の様子

「写真ボランティア ねこの手」は、水害などの被害を受けた思い出の写真を洗浄してデータ化し、持ち主に返却する活動をしている。代表を務めるのは東日本大震災発生後、岩手県釜石市の被災写真の修復に携わった大久保卓勇さん(50歳)。

今年1月に設立。小学生から70代まで幅広い世代が参加し、常時10人から15人で作業している。岩手県陸前高田市の家を津波で流され、今は東京都町田市に住んでいる参加者の1人は「ある日、家族写真がきれいになって戻ってきた。その時の感謝の気持ちが活動をしようと思ったきっかけだ」と振り返る。

今は川崎市川崎区社会福祉協議会からの依頼で、昨年10月の台風19号で水没した写真3800枚を洗浄している=写真

アルバムから写真を丁寧に剥がし、陰干しでよく乾燥させる。水洗いをして再び乾燥させ、仕上げにアルコールで拭く。返却できるまでに約2カ月かかかるという。

「被災した写真は諦めて処分せずに、まずは乾燥してほしい。劣化を防げることを知らずに、大切な写真を捨ててしまう人も多い。」と大久保さん。「写真の洗浄方法を教え、体験してもらう講座を数多く開いていきたい」と意気込む。連絡は大久保さんの電子メール(takuookubonao@gmail.com)に。

(2020年9月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・吉川サナエ)