文字サイズ 背景色

ホームお知らせ一覧 > 市民発 >Allyの森 多様で当たり前の性

Allyの森 多様で当たり前の性

アライの森代表の藤本さん

2021年6月に設立したLGBTQ(性的少数者)の支援団体「Ally(アライ)の森」。代表の藤本加奈さん(36)=写真=が、地元川崎市麻生区で5人のメンバーと立ち上げた。英単語Allyは支援者という意味だ。Allyを増やしたいという思いを団体名に込めた。

LGBTQの当事者は、周囲とのトラブルを避けるため、常に気遣いをしている人が多数だ。いじめや差別を受けて命を落とす人がいるだけではなく、公表できず、家庭にも職場にも居場所がない人が多いという。

「当事者が社会に望むことは『いじめないで』。性のあり方以外は私たちと同じです。性別を超えて人として互いを認め合う関係は居心地が良く、理想の社会だと感じます」と藤本さん。

昨年は麻生市民館市民自主学級講座「女らしさ、男らしさを問い直す」(全10回)を開催した。LGBTQの基礎知識や就労問題などをテーマに、市民や当事者延べ100人が参加したそうだ。

年配の男性参加者の1人は、当初「LGBTQは個人の趣味嗜好では」と疑問を呈していた。受講を重ねるうち、当事者から「知ろうという気持ちが嬉しい。講座を通じて理解が深まった」との声がでるようになった。

今後は、LGBTQを入り口に、誰もが安らげる新しい居場所作りを目指す。

メンバー募集中。問い合わせはメールally.no.mori@gmail.comまで。

(2022年3月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・中島裕子)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業