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働くしあわせプロジェクト・自然堂 里山で手仕事楽しむ

ちくちくの会の様子

川崎市麻生区上麻生の「自然堂(じねんどう)」では、丁寧な暮らしとコミュニティー作りを目指し、さまざまなサークル活動が行われている。

運営母体は2012年に設立した一般社団法人「働くしあわせプロジェクト」(石田和之代表)。自然豊かな柿生の里山にある縁側付平屋建ての民家が活動の拠点で、多世代交流の場にもなっている。

毎月2回の「ちくちくの会」=写真=では、手縫いのワンピース作りや、好きな布や材料を持ち寄ちよっての針仕事を一緒に楽しむ。個々の体型に合わせ簡単なパターンで裁断したワンピースは、半日もあれば形になる。参加者同士のおしゃべりも楽しみの一つ。縫い方や手順は経験者が丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心だ。

近くに借りた畑での野菜作り、土や植物と共にある暮らしを楽しむ「草花木果(そうかもっか)」というサークルでは、草木染めのワークショップなども開催している。

自然堂の運営は参加費や会費で補っているが、賃料や光熱費などを含めた活動資金を確保するため、助成金や寄付・寄贈の活用、クラウドファンディングにも挑戦をして捻出している。

今年は木工作業が出来るよう、和室をリフォーム。夏休みの親子木工教室も計画中だ。

詳細は団体のウェブサイト(http://www.hatarakushiawase.net)で。

(2022年7月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)

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