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第23回 阿久津 麻実さん

「U-50(アンダー50)」は、2018年3月からスタートした、市民活動に関わる人物を紹介するコラムです。 市内NPOで若手エース(50歳以下の活動者で代表に限らない)を応援することを目的に、若手エースの活動を広報します。

「U-50」NPO若手エース リレーインタビュー

第23回 阿久津麻実(あくつあさみ)さん 
mama-on!事務局
宮前区在住

バトンを受け継いで
「じもたんkids」代表 中田真由美さんへ一言

中田さん写真

「じもたんkids」がクラウドファンディングで費用獲得した記事を読んで、すぐに中田さんに連絡をとり、それからのご縁です。ずっとお世話になっています。これからも中田さんの背中を追いかけていきたいです!

「mama-on!」とは

阿久津麻実さんの写真

ママになって子育て優先のライフスタイルになると、どうしても社会からの疎外感が強くなります。社会参加のスイッチをonにして、ママと子どもが一緒に楽しめる場所があったらいいな。そのためにはどうすればいいか考えた時に、地域密着型の情報誌の必要性を感じました。そして冊子名はスイッチオンのイメージで「mama-on!」と決めました。

広告収入を元に1年に1回無料で読者に配り、地元イベントや、習い事の教室などの情報を発信することで育児を頑張るママたちのモチベーションを上げ、楽しい子育ての支援をしていくことを目指しています。

活動のきっかけと変遷

事務局の3人

2014年、女性カメラマン(mama-on!代表)と一緒に横浜のママたち御用達の幼稚園情報誌の特集ページの仕事をした時、ママの習い事の情報誌があってもいいよねと、話したことがありました。

元々、自分が仕事の資料として、イベント情報や子連れで通える教室のチラシをファイリングしていて、ママたちの「何か参加したい」というオファーに、自分のアドバイスが喜ばれたという経験があり、ママたちのキラキラした笑顔を見ながら、ファイルを1冊の本にまとめて伝えたいという気持ちが強くなり、改めて、情報誌作りの活動がしたいと考えるようになりました。

2015年12月に事務局にもう1人のバルーン・デコレーターの友人も引き込み、メンバーの役割分担を決め、3人で出発しました。何からはじめたら良いかを3人で出し合い、まずは、すでにクラウドファンディングの経験のある「じもたんkids」の中田さんにお話を聞き、同じ会社へクラウドファンディングの登録をすることにしました。

そこからは、ジェットコースターのようで、クラウドファンディングの会社のアドバイザーにノウハウを教えてもらい企画書を作成し、スタートすると、早くも活動が軌道に乗り始め、支援していただいた方々のおかげで、ついに発行に必要な金額を達成し、掲載メンバーも集まり、制作も順調に進行し、2016年「mama-on!」創刊号発行が実現しました。出来上がった冊子を手にした時は、とても嬉しかったです。

メンバーが増え、アイデアや配布先も拡大

事務局が6人に増えました

「mama-on!」は、ママたちのバッグの中にすぽっと入るサイズで、授乳中のママでも片手でスマホのQRコードから簡単にアクセスできること等に配慮して作成したことから、好評いただき、次号も出さないかというお問い合わせを多くいただきました。

次号をどうしようか考えていたところ、応援してくれる心強いママたち、押し花講師、ポーセラーツ講師、色育・カラーセラピー講師の働くママの3人が加わり、事務局が倍の6人となったことで、バランスの取れた役割分担ができ、次号への道が開きました。

あらゆる分野のスキルを持つママたちとタッグを組むことで、特集ページのアイデアや、設置先の拡大、お問い合わせについての行き届いた対応、ブログでの情報配信、広告収入の拡大など、どんどん新しいアイディアで改新されていきました。

毎年10月発行、1万冊作成、宮前区・高津区のママ向けに無料で現在配布中。「mama-on!4号」もありがたいことに好評です。

活動内容とメンバーの雰囲気

さくら祭りのひとこま

私たちの活動のメインは、情報誌の制作、発行、配布ですが、「mama-on!」を認知していただくための広報活動にも力を入れています。

配布後の新メンバーのお披露目目的のイベント、4月の宮崎台駅前で行われるさくら祭り内の「マママルシェ」、5月末か6月上旬の武蔵小杉コアパークの「まんなかフェス」などのイベント主催、毎月第3木曜のカフェと合唱部の活動です。

このカフェを開くようになったのは、「ワーキングマザーだけでなく、年齢を問わず皆で1つになってお茶でも飲みたいね、そして合唱という部活動で盛り上がりたいね」と始めたものです。歌の先生はmama-on!事務局の音大声楽科卒のママです。メンバーは現在16人ですが、毎月お問い合わせをいただいています。参加者には、赤ちゃんを抱っこしながら歌うママもいますよ。実に微笑ましいです(笑)。

最近は、インスタ動画の配信も始めました。「ママオンTV」「ちあきの部屋」「たまさんぽ」の3タイトルで、日常の生活のニュースを個性豊かなメンバーの視野でほっこりと伝えています。

事務局メンバーといっても皆、仕事と子育てに忙しいので会議や決め事はほとんどラインで連絡しあっています。言いたいことは貯め込まず、意見し合い、自分の得意分野を発揮し、助け合ってここまでやってきました。私は冊子や広告、ホームページなどのデザイン全般とママオンTVのディレクション・編集などを、自由にやらせてもらっていますが、楽しいしやりがいも感じています。

メンバーのママの入れ替えは、毎年あります。これは、転勤が多い地域なので、仕方ないことです。グループメンバーは現在約34人です。いつも気にかけているのは、いつ初参加の方が来ても、フレンドリーに迎えようということです。

活動を振り返って

さくら祭りの集合写真

立ち上げるときは、協賛金集めで心も身体もキツかったですが、今、あのときの苦労が糧になっています。伝えたいこと、やりたいことがだんだんに固まったのです。決めたことは即実行で、ダメなときはやめることも決断します。

色々な活動に参加してみて厳しさや楽しさを実感しました。

さくら祭りでは、子どもから大人まで色々なワークショップでワイワイと楽しんでいます。ママカメラマンの撮影会も人気で、わざわざランドセル持参で来る新1年生の親子もいます。

この活動で自分が変わったなと思えることは、責任感がついたと思いますね。アイデアもどんどん湧いてくるようになりました。5年間の活動で、いろいろな人の出会いや経験があったからこそです。相変わらず、コミュニケーション能力には自信が無いですが(笑)。今後はもっと地域のママに関わってもらって、もっと多くのなごめる場を提供し続けたいと思っています。

最後にメッセージを

メンバーの活動風景

自分の「モットー」は、頑張りすぎず、子どもや家族を活動で犠牲にしないということです。今は、仕事、活動、家庭と自分のライフバランスが一番良いときだと思っています。いつも時代の変化には敏感でいたいし、すでに次世代ママへの引継ぎも視野に入れています。もし、世代交代したら私たちは「mama-on!」から「baba-on!」になりますね(笑)。今の若いママたちも、何も怖がらずに1歩前へ出てきてほしいなと思います。私が最初の一歩を踏み出した時は、直ぐに色々な人から手を差し伸べてもらえました。今度は、恩返しの意味も込めて、私が手を差し伸べたいと思っています。

ぜひとも、今年4月の宮崎台駅前のさくら祭り「マママルシェ」におこしください。また、年齢に関係なく、合唱部で一緒に歌いませんか。そして、今年の6月からは、「mama-on!」の次号メンバーを募集します。メンバー一同笑顔でお待ちしています!宣伝情報が満載ですね(笑)。

お問い合わせ

mama-on!
メール mamaon.info@gmail.com



2020年2月14日取材 レポーター 町田香子

次回のエースはまんなかフェス実行委員長の平松あずささん

彼女との出会いには運命を感じています。子どものママ友でしたが、とにかく凄い人です。地域のボランティアも、音楽のジャンルでも意欲的に行動、まんなかフェスの実行委員長として、チームをまとめる力は見事です。