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【2024年3月14日掲載】環境問題翻訳チーム・ガイア 翻訳が生み出した30年

SDGsシネマ@宮崎台で手作りお菓子を食べながら映画について語り合う辻さんと参加者たち

「私たちのスタートは、『世界の資源と環境1994-95(編:世界資源研究所)』という報告書の翻訳依頼です」と一般社団法人環境問題翻訳チーム・ガイア代表の辻麻里子さん=写真中央=は言う。

1992年にブラジルのリオで開催された国連環境開発会議(地球サミット)以降、環境問題に関心を持ち始めた矢先だった。この情報を社会へ伝えていくことに共感した女性4人が、94年に川崎市宮前区で環境問題を専門に翻訳するチームを発足。在宅作業が可能な翻訳を通じて子育てを助け合い、社会とのつながりを目指した。

発足30年。先日設立メンバーの一人が81歳で旅立った。この仕事の継続が、社会課題を自分ごととしてわかりやすく伝える場づくりの活動につながった。

2022年8月からは「SDGsシネマ@宮崎台」をスタート(有料)。毎月東急田園都市線宮崎台駅前の拠点が定員7名のミニシアターに変身する。初回は廃棄食材を集め、おいしい料理に変身させながら世界を旅するドキュメンタリー「0円キッチン」を上映した。

毎回多世代の男女が集まり、映画の後は手作りスイーツで語り合う。「住み続けてきたまちで時代の流れに沿い直接顔を合わせる関係づくりを続けていきたい」と辻さんは今後の思いを語る。

問い合わせはメール(mtsuji@gaia-translators.jp)で。

(2024年3月14日神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)

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