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助成金交付事業の見学に行ってきました(第23回)登戸研究所保存の会

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今回の訪問は、「登戸研究所」(明治大学生田キャンパス内)という戦争遺構を後世に伝えるための活動を行っている市民団体「登戸研究所保存の会」が同所を訪れた川崎市内の中学校(中学2年生 134名)への説明活動に同席させてもらいました。
登戸研究所とは、旧日本陸軍の第九陸軍技術研究所のことで、ここで偽札や風船爆弾、細菌兵器等の研究開発が行われた過去があり、幾つもの遺構や資料(資料館)が残されています。
「登戸研究所保存の会」では、保存の会会員が調べたことや、明治大学が運営管理している「明治大学平和教育登戸研究所資料館」を使って、「登戸研究所」とはどのようなものだったのかの説明を行っています。また子供でも、より理解できるようにするための「ひみつにされた 登戸研究所って どんなとこ?」という冊子を作成して、見学に訪れる小学校生、中学校生、高校生に、説明する際の資料として利用しています。
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当日訪れた中学生は、自分達が住んでいるところの過去について、神妙な面持ちで説明に聞き入り、資料館の展示品説明書きを元にイラストや細かいメモを取っていました。
※「ひみつにされた 登戸研究所ってどんなとこ?」は、(公財)かわさき市民活動センターの公益活動助成金制度を利用して印刷され「登戸研究所」を訪問する川崎市内の小・中学校生に無料で配布されています。一般の方向けには、キャンパス内の大学生協で販売中です。

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