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社会人落語やかん寄席実行委員会~大いに笑って元気に

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古典落語にある「やかん」に笑いを沸かせるイメージを重ねた「やかん寄席」。職業を持ち週末に活動する30~60代の8人のメンバーによる「社会人落語やかん寄席実行委員会」が企画・運営を担う。
代表の保坂千秋さん(42)らは、趣味として落語教室に通って覚えた多くの噺(はなし)を披露できる場にしようと、2016年2月に同委員会を設立した。
同年に開催した初舞台が、予想以上に集まった観客でにぎわうのを目の当たりして驚いた。「地域住民らが集い、大いに笑って心身ともに元気になれる場として続けていかなければ」と保坂さんらは自覚した。
漫才・三味線・新内節・都々逸・唄や舞踊などを披露する ゲストの依頼に奔走。メインの落語と一緒に、多種多彩な演芸に親しんでもらう。特製の手ぬぐいやクッキーなどが当たる「お楽しみ抽選会」もあり、観客と出演者の拍手と歓声が会場を沸かせる(=写真)。
「伝統芸能の魅力を伝えながら、活気ある地域づくりを目指して活動の場を増やしていきたい」。保坂さんらの思いはさらに大きく膨らむ。
誰もが気軽に落語や演芸を楽しめる「やかん寄席」は、「てくのかわさき」(川崎市高津区)のホールで年3回開催。次回は4月7日(木戸銭無料)。問い合わせは、保坂代表 電話090(1777)4718。
(2018年2月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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