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よみきかせグループめんどり~絵本の楽しさ知って

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高津図書館(川崎市高津区)で水曜日の午後、「よみきかせグループめんどり」によるお話会が開かれる。通常は絵本の読み聞かせと紙芝居、手遊びといった内容だが、夏と冬には特別な「大きなお話会」が行われ、人形劇をはじめ子どもが驚くプログラムが盛りだくさんに用意されるという。
5月20日、同区の「春の大山街道ふるさと館祭」で行われたお話会(=写真)。2人の読み手が「ぐりとぐら」の大型絵本を読み始めると、子どもたちは、主人公とともに冒険の世界に入っていった。
メンバーは12人。1982年に同図書館主催の「読み聞かせボランティア養成講座」を修了した有志で設立。当初から関わってきた代表の平野純子さんは、「子どもたちには、絵本の主人公と一緒に、おもしろいことやドキドキすることを心で体験して、絵本の楽しさを知ってほしい」と語る。
活動は、大山街道フェスタに代表される地域行事での公演のほか、中学校で読み聞かせボランティアの講師も務める。入会4年目で副代表の坂本厚子さんは、「絵本を通して親子の会話が増え、関係が深まれば、うれしい」と語る。
「夏の大きなお話会」は7月18日に開催。問い合わせは同図書館 電話044(822)2413。
(2018年6月16日 神奈川新聞掲載 市民記者・横山知恵子)

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