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川崎区エコマネー福ふくクラブ 川崎区エコマネー福ふくクラブ~地域通貨で善意流通

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エコマネーとは、金銭では評価されない人々の助け合い、知識や知恵の交換に対して払われる地域通貨で、人々の善意を流通させる「仕掛け」でもある。
「川崎区エコマネー福ふくクラブ」は、遊び心を取り入れつつ、地域での助け合い活動を促進していこうと、2001年に区民有志と区役所が共同で立ち上げたボランティア団体だ。
活動の中心は、毎月第3日曜日の午後、教育文化会館市民活動コーナーで開催される福の市。参加費100円と引き換えに、「大福」と呼ばれるエコマネー3枚が渡される。ビーズ手芸や小物制作などを楽しみながら、お茶やお菓子をいただく。これらの利用は「大福」と交換できる仕組みだ。
2月は、お内裏様の手作りに挑戦。2時間の活動時間内で完成させるため、あらかじめ材料は講師が準備している。「当日、入り口のチラシを見て参加される方もいるため、多めに用意をしています。どなたも気軽に来てください。」と話すのは元代表の池田ハルミさん(=写真左)。
毎月参加している今川貞子さんは、カレンダーに印を付けることで「よし行こう」と前向きな気持ちになるという。「毎回、参加者は20人ほど。仲間づくりや地域とのつながりのきっかけにしていただければうれしいです」と代表の宮田朗さん(=写真右)は語る。
(2017年4月1日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)

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