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川崎市合唱連盟~若い世代増やしたい

理事を中心に並ぶ合唱団員の写真
現在、市合唱連盟に加盟している合唱団は70団体。中学生合唱団から企業合唱団の富士通川崎合唱団、平均年齢80歳というベテラン合唱団まで、約1,500人が所属する市内でも最大規模の市民活動団体だ。
20~70歳代と幅広い年齢層で構成する理事=写真=を中心に、市内の合唱団同士や世代間の交流を目的にさまざまな活動を行っている。毎年、冬の「コーラルフェストかわさき」、夏の「ミューザ川崎市民合唱祭」、年末の「かわさき市民第九コンサート」を主催している。
合唱の「タテのつながりとヨコのつながり」を大切にしたいと事務局長の髙橋昌也さんは、個人でも参加でき、その場でレッスンが体験できる「ポピュラーアカペラ講習会」を企画。若い世代の参加を促した。
創立50周年記念企画として先月31日には、地元川崎の高校生を中心とする「かわさきオールスター合唱団」による演奏会、今月1日には「坂戸小学校合唱団記念演奏」を行った。
こうした取り組みの狙いについて会長である田中実さんは、「全国的にシニア合唱団の活動は盛んではあるが、団員の高齢化が進んでいることも事実。これからは小・中・高校の若い世代の力が必要。若い合唱人口を増やしていきたい」と話す。
(2015年2月7日 神奈川新聞掲載 市民記者・加藤紀広)

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