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健康どじょうすくい踊りの会~健康づくりに笑いと踊りを~

どじょうすくい踊りの練習の様子
健康寿命を伸ばすには最適な運動である、と注目を浴びているのが「どじょうすくい踊り」。4月にはテレビ取材も受け、放映後には問い合わせの多さに嬉しい悲鳴をあげているのが「健康どじょうすくい踊りの会」だ。
この会は2011年7月に麻生市民交流館やまゆりで、区民公開講座を開いた三浦清市さんを中心に受講者が集まって発足した。メンバーは男性6名・女性4名。テープから流れる伴奏にのって、歩く基本からはじまり、所作を手順にしたがって練習をする。
腰を落とし、軽快なリズムにあわせ、ひょこひょこと低い姿勢で踊るので、太もも・ふくらはぎなど筋力強化にもつながっている。それぞれの仕草、顔の表情のおかしさに、練習中でもメンバーの笑い声が絶えない。非日常の体験は右脳を使い、認知症の予防にもなるという。
「笑いは健康にとって良いことは知られているけれど、楽しみながら足腰を鍛えられる運動なんて他にあるでしょうか。しかも見ている人たちにも笑いを届けられるのですから。」とリーダーの森一郎(75)さんは語る。
最近では入会希望者の見学や高齢者施設などからの出演依頼も相次ぎ、笑い声のなかで踊る幸せを感じている。
(2015年5月23日 神奈川新聞掲載 市民記者 植木昌昭)

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