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麻生ふるさと交流会~お国自慢で親睦深め~

故郷にゆかりのある歌を歌っている様子
 「麻生ふるさと交流会」は、麻生区とその周辺に在住するシニアが、ふるさとを語り合って親睦を深め、新しいコミュニティーづくりを通して地域の活性化を図る会だ。会員は63人。
麻生市民交流館やまゆりで、年3~4回お国自慢発表会を開くほか、旅行や他の県人会との交流も行っている。設立は2013年3月。歌・民謡好きが集まって話したとき、それぞれの出身地がさまざまだと分かった。そこで 「幅広くふるさとの話をしたい」という声があがったことがきっかけだ。
活動の中心はお国自慢発表会だ。毎回地域を選び、その出身者たちが故郷の魅力を紹介する。何をどう発表するかは自由。阪神間の回では 、宝塚歌劇団で有名な「すみれの花咲く頃」を5人で歌った(=写真)。声質と動きをそろえるさまに聴き手の顔がほころんだ。宮城・山形の回では、出羽の合戦(1600年)について、戦いの様子が描かれた史料を使って話したが、熱が入りすぎて予定時間をかなりオーバーしてしまったという。
参加者からは「気軽に各地の話が聞けて楽しい」「一緒に発表したことで仲間が増えた」などの声が寄せられた。
今後は地域ごとの発表に加え、お城自慢・歌祭りなど、テーマを掘り下げる場を設け、交流の活性化を深める方針だ。事務局長の宮本直紀さんは「なるべく参加しやすく、楽しく過ごせる会になれば」と話している。
(2015年7月18日 神奈川新聞掲載 市民記者 原田昌幸)

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