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あ・そうかい~シニアが活発に交流~

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麻生区では「目指せ!アクティブシニアたちのセミナー」が毎年開催されている。狙いは、知識の習得でなく仲間づくりだ。
この会も2014年の講座から生まれ、ネーミングも「麻生」と「愉快・爽快」「そうかい?」をかけあわせている。現在男性25人、女性12人。名前通り、地域で楽しくアクティブに活躍している。
現役の時とは違い、「DO NOT・MUST(してはいけない、せねばならない)のない世界」で、毎月の例会のほかに、グルメ探訪、カラオケ、歩こう会などの分科会活動も盛んだ。また麻生市民交流館やまゆりのフリーマーケット(=写真)にも参加、メンバーの持つ不用品の断捨離をかねて販売し、運営資金の一助としている。
特筆すべきは、隣の多摩区の人も積極的に受け入れ、この活動の芽が他区にも広がることを期待していること。しかもメンバーには区民講師・素人芝居など多芸多才な人が多く、「この指とまれ」で全員が主役となり、やりたいことに挑戦して「よく学び・よく遊び」を実践していることだ。
超高齢化社会を迎え、健康寿命を延ばすには、体の健康はもとより、心の健康が重要視されている。「歳(とし)を重ねるにつれ、友人は減っていくといわれるなか、友人を増やし、地域ナンバーワンサークルを目指したい」と、代表の井口征男さんは語る。
(2015年9月26日 神奈川新聞掲載 市民記者 植木昌昭)

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