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犬と猫と人間のよりよい地域づくりプロジェクト~命と未来の「かけ橋」~
「犬と猫と人間のよりよい地域づくりプロジェクト」は動物愛護を通じて、人と人とのつながりを築き、命に優しい地域づくりを目指して活動をしている(=写真)。きっかけは、宮前市民館で実施された自主講座「犬と猫と人間のよりよい暮らし」だ。参加者の中から、「犬猫を最期まで責任を持って飼う大切さを伝えたい。」「捕獲された犬猫の殺処分を減らしたい。」との思いを持つ有志4人が集まって、2014年8月に設立された。
主な活動内容は、TNR(のら猫の不妊手術)の推進、保護している犬や猫の譲渡会、ペットのためのエンディングノートの作成と普及だ。現在のメンバーは自主的に保護活動をしている人なども含め、個人のできる範囲で活動をしている。譲渡会に猫を連れて参加している方、手伝いの方もそういう方々だ。
「新たに犬猫を飼うことを考えている方は、ペットショップで購入する前に、保護活動をしている団体から引き取ることも検討してほしい」と話すのは、代表の中島まり子さん(57)。
「動物好きの人たちの動物のための活動」ではなく、「地域を良くするための人間と動物のための活動」であることを常に意識している。今後は他の市民団体と協力した活動をさらに計画していきたいと考えている。
(2015年11月28日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
*本記事は「犬と猫と人間のよりよい地域づくりプロジェクト」の活動紹介をするもので、犬猫の保護について、かわさき市民活動センターでは行っておりません。