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認定NPO法人キーパーソン21~自分の「好き」が原点~

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「自分の好きなこと、関心があること」からキーパーソン21のキャリア教育は始まる。川崎市をはじめとする小・中・高校の現場でこの理念のもと活動を続け15年になる。
オリジナルプログラム「すきなものビンゴ&お仕事マップ」は友だちと自分の好きなことを書くことから始まる。好きなことや大切なことを言い合うゲームから始まる(=写真)。好きなことが友達とそろうと「○」をつけ、縦、横、斜めにそろうと「ビンゴ!」。楽しみながら好きなことを見つめ、友達との違いを認め合う。
続いて5人のスタッフが自己紹介を兼ねて自らの職業を話す。そして、子どもたちの好きなことから「どんな仕事があるか」と一緒に考えていき、好きなことが実は世の中の仕事につながっていることを気づかせていく。
授業を受けた小学6年生からは「好きなことから何倍も仕事を考えることができるなんてすごい」と感想が聞かれた。ゲームを通じて楽しみながら自分の進路を考えるきっかけになるとあって、11年間このプログラムに取り組む小学校もある。
学生時代からこの活動に関わり、卒業後に事務局スタッフとなり活動の中心を担う下川原彩さん(28)は「エネルギーを注げるものがあればどんな壁も乗り越えられる。それをできるだけ早い時期に見つけてほしい。ほっとけないんです」と話していた。            
(2016年1月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)

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