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子ども伝統文化支援教室~親子の絆強める場も~
伝統文化や科学実験を体験することで子どもの向学心を高め、共に学ぶことを通じて地域の活性化に貢献する。「子ども伝統文化支援教室」は、伝統文化の普及促進と子どもたちの豊かな情操を育てることを目的とし、2012年8月に設立された。
運営は主に小学校教員。子どもを笑顔にするのは、「学校」の中に限ったことではない。教員だからできる社会貢献がある、という思いのメンバー10人ほどで活動している。
主な活動内容は、百人一首大会、絵手紙作成教室、楽しい理科実験教室、かるた・俳句教室など。休日を中心に川崎市内の公共施設で活動している。11月には、百人一首川崎大会を実施(=写真)。保護者を含め250人以上が参加。「対戦した人と友達になれた」「いろいろな人と勝負することで、力試しになった」「子どもの成長を感じた」など感想はさまざまだ。
今後は「親子の絆を強めるきっかけとなる場をさらに提供していきたい」と話すのは代表の田丸義明さん(31)。子が親に向かって五・七・五を詠み、親が返事として七・七を詠む、親子合作の「親守詩(おやもりうた)」の普及活動を検討中。親子で学ぶ絵手紙教室(2月13日・中原郵便局)の参加者も受け付け中だ。申し込み、問い合わせは、Uketuke0303@yahoo.co.jp
(2016年1月30日 神奈川新聞掲載 市民記者 渋澤和世)