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かわさきキネマサークル~川崎の「今」を魅せる
かわさきキネマサークルは、映像制作を楽しく学びながら、映像による社会貢献を目指している。
設立のきっかけは、2010年4月、川崎市が小学校の授業に映像制作を導入したことにより、応援のボランティアが必要になったため。そこで出会った有志たちが活動を立ち上げた。
11年から、市民の手で街や市井の人々の記録を残そうと、「かわさき市民ニュース」の動画制作を開始(=写真)、現在までに145本を制作した。代表の東信一郎さんは、「昔、映画館で上映していたニュース映像『神奈川ニュース映画』を引き継ぐつもりで始めて、川崎の“今”をニュース配信するとともに後世への記録を蓄積することを意識しています」と語る。
本年度から始めた、かわさき市民公益活動助成金事業「かわさきビューティフル!」は、女性メンバーによる発案。
川崎市は南北に広く、地理や歴史、文化的な特徴に富み、美しい場所が数多くあるが、住民には意外に知られていないことに着目。里山や工業地帯にも残る豊かな自然の風景など、その魅力を生き生きとした映像で広めていきたいと熱意にあふれている。
かわさきキネマサークルの動画はホームページ(http://kcn.minibird.jp)で随時更新、新たな参加者も募集中。
(2016年9月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・山口広美)