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じもたんkids~子どもら地元を取材

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川崎市宮前区の小学生がお店や働く人を取材し、紹介する記事を書いている。これを新聞として発行しているのが「じもたんkids」。「命名はじもとを楽しむから『じもたん』」と編集長の中田真由美さん(45)。
きっかけは、中田さんが業界新聞の記者時代にさかのぼる。家電製品を作る人たちのこだわりや工夫を知り、何気なく使っていた製品の見方が変わった。子どもたちも、地元で働く人の思いを知り、身近に感じられる機会をつくれたらと2014年に立ち上げた。
取材は月に2度。これまでに宮前区長をはじめ約70人を取材。この日はピアノ教室の先生、中村由美子さん(=写真左端)。「ピアノが上手になるには?」「好きになることですね」と先生。子どもたちの質問に「若返りました」と笑顔を見せた。
「子どもの記事は読んでいて面白い。文章を書くのを楽しんでほしい」と中田さん。新聞はA4判カラー刷り両面に写真入りで発行し、取材先や地元の小学校に手渡しで配布している。
小3の女子は「いろんな人の仕事の内容が分かって楽しい」と話す。「子どもたちの記事がきっかけになって、街でコミュニケーションの輪が広がれば」と中田さんは話している。小学生記者は毎回募集中。連絡先は電子メールmn3110@gmail.com
(2016年9月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)

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