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発酵都市かわさきプロジェクト -伝統食品の魅力発信

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何げなく毎日食卓にのぼるみそやしょうゆや納豆。すべて和食文化に欠かせない発酵食品だ。
川崎市内では、他にもキムチや小麦のでんぷんを発酵させた川崎大師名物の久寿餅など、種類も多く、市民に親しまれている。
自分の町から日本の伝統的発酵食品や食材の素晴らしさを広めたいと「発酵蔵カフェかもし堂」を開店した長谷川賢吾さん(44)=写真(左端)=は、2013年「発酵都市かわさきプロジェクト」を立ち上げた。
キムチの「おつけもの慶」、「かじのや納豆」、ビールの「ブルーマーブルーイング」など、製造元のオーナーたち=写真=が賛同、意見を出し合って力を合わせて発信した結果、川崎市のイメージアップ認定事業の1つにも選ばれた。
活動は広がり、みそ造りイベントをはじめ、旅行代理店JTBと組んで企画した川崎市内の工場見学ツアーは、定員を超える申し込みがあり、試食試飲体験ツアーと並んで大好評だった。「全国発酵のまちづくり協議会」に加盟したため、今やセミナー開催などもめじろ押し。
「4年後、川崎で全国発酵食品サミットを開くことが目標です。オリンピックに合わせて世界に発信したい」とプロジェクトの夢も“発酵中”だ。
(2016年11月19日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

*2020年現在「発酵蔵カフェかもし堂」は経営母体の変更により、記事内で紹介されている「発酵蔵カフェかもし堂」とは関連がございません。

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