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おはなしキャラバン~本親しむ機会づくり

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「かわさき読書週間」イベントの一環として「おはなしキャラバン」のおはなし会が11月13日、川崎駅ビルのアトレ川崎ツバキ広場で開かれた。
川崎区の図書館で10年来、おはなし会を開いている各ボランティアグループが、本に親しむきっかけづくりになればと年1回、合同でおはなし会を行っている。当初は、自転車で絵本を運びながら各館を巡回していたことからキャラバンの名がついた。
本年度の参加グループは「ひよこの会」「おはなしトトリ」「絵本の会あいあい」。紙芝居や科学絵本、大型絵本、創作絵本、歌などのほか、三線の演奏に乗って腹話術のパペットが登場(=写真)。本物の松ぼっくりをみせたり、種を飛ばす体験など、各グループが得意分野を生かした出し物を披露した。
「1時間は長いかなとも思ったのですが、子どもは楽しそうにお話に聞き入っていました」と母親。2回の公演で200人以上の来場者があった。
一緒にイベントの準備を進めてきた図書館職員は「これを機に図書館のおはなし会にも足を運んでもらい、本の楽しさを感じてもらえるとうれしいですね」と話す。メンバーの1人は「1年に1回だけですが、各館で活動しているグループが集まることでそれぞれの特色を学ぶことができて、お互いに刺激になります」と充実した笑顔をみせていた。
(2016年12月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)

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