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クラウンでこ★ぼこ~仲間と笑い届ける

年末コンサートに出演した5人のクラウンの写真
「やっぱりこうしましょうよ」身ぶり手ぶりを交えた意見がメンバーから飛び交う。「下平間こども文化センター」の年末コンサートに向けた最後の練習は笑いに包まれ、試行錯誤しながら進んでいった。
「クラウンでこ★ぼこ」が活動を開始したのは2006年。仲間づくりをして地域と交流したいという思いがきっかけだった。「クラウンに変身することで、日常とは違う自分になれる。初めての人とも気楽に会話できるし、相手も心を開いてくれる」とメンバーは口をそろえる。
活動場所は、「こども文化センター」をはじめ「保育園」「障がい者施設」など幅広い。「見ている人のノリが良いとがんばれますね。ショーの後、声をかけられるのもうれしいし、障がい者施設の利用者さんから手紙をもらった時には本当に感激しました」と代表の内田恵美子さんは話す。
今後の目標は、バルーンアートや皿回しなどメンバーそれぞれの得意技を磨き、全員でまとまってできる芸を開発することと、子どもたちのためのワークショップを継続的に開き、日常と違った世界を教えることだ。
昨年の12月15日、年末コンサートに出演した5人のメンバーの芸に子どもたちの間から大きな笑い声と拍手が巻き起こった。
(2013年1月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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