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健やかフィールド「まきば会」~唇に歌を、心に太陽を

代表の弾くギターに合わせて歌う会員の様子
歌声喫茶の形をとりながら、健康講座などを盛り込んで楽しむ「まきば会」。月に1回、新城中央会館や高津市民館などで行われている。現在会員は50人、60代中心である。
代表の増田義昭さんは8年前、臨床検査技師を退職後、健康管理士や整体師の資格とギター暦40年という趣味を生かし、何か楽しい活動ができないかと考えた。そして思いついたのが、歌を通しての健康づくりだった。
歌が好きな人なら誰でもどうぞとメンバーを集めた。大きな声で歌うことでストレスを発散させ、休憩時間には糖尿病や肩こりなどの勉強会も取り入れた。休日にはピクニックなど体のための野外活動など、幅を広げている。
増田さん「最初のころは歌声喫茶に人が集まらず、1人で歌ったこともありました。それでもやめなかったのは大好きな歌と、妻の陰ながらの応援があったからです」と語る。
会の名前は、まきばの広々としたフィールドや日光がもたらす健康的なイメージから付けた。会の合言葉「唇に歌を、心に太陽を」は増田さんの大好きな言葉だ。
増田さんが考えた歌う前の呼吸法がある。まずは、ゆっくり息を吐きながら「荒城の月」を唱和し、会のテーマソング「おお牧場は緑」を大きな声で歌う。そして、さあ、本番だ。
(2013年3月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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