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NPO法人アクト川崎~温暖化防止の拠点に

講師の説明を懸命に聞く子ども達の様子
溝口ノクティ2の11階にある川崎市地球温暖化防止活動推進センター(以下センター)に、親子が集まってくる。「夏休み自由研究週間」に応募した人たちだ。
7月24日はソーラークッカー作り。海面上昇の実態や省エネ活動などを講義で学んだ後、太陽光を利用する調理器作りに取りかかる。茅ヶ崎から参加した小学6年のワース彩乃さんは「学校で環境委員長をしているので自然エネルギーについて勉強したかった」と、真剣に作業をしながら語ってくれた。
センターが小中学生を対象に、夏休み自由研究の講座を開いたのは3年前。最初の年は参加者ゼロの講座もあったが、体験者の口コミなどで認知度がアップし、今年は募集人数の3~5倍の応募があった。
センターの運営を担当しているのはNPO法人アクト川崎。子どもから大人まで、いろいろな場所で幅広く「環境」に関心を持ってもらうきっかけをつくることを目指す。川崎市内の地球温暖化防止、環境保全等に関わる助成金を交付。「かわさき環境かるた」も作成した。
多くの市民団体や行政などと連携しながら、川崎市内の環境保全、地球温暖化対策の活動を推進するとともに、環境分野・まちづくり分野の人材育成、活動支援を行っている。
(2013年8月17日神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)

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