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新城小学校おやじの会~互いが成長する場に

PTA役員の女性らとともにアルファ米の調理をする男性たちの様子
川崎市立新城小学校(川崎等校長)に「おやじの会」ができたのは2011年。幼稚園時代からのパパ友を中心に「自分たち父親も、もっと学校に関わりたい」という声が上がり、気楽に参加できる父親の集いを学校に提案、発足した。現在会員は44人。小学校を拠点にした活動範囲は校区全て。
スポーツ大会など独自企画を運営するほか、校庭の植木剪定(せんてい)、学校行事での力仕事や地域の防犯パトロールなど、要請があれば駆けつける。モットーは「できるときに、できる人が、できることを」。
8月29日に行われた防災教育の日は、平日にもかかわらず7人の会員が参加。防災備蓄品の展示、簡易トイレの組立だけでなく、PTA役員の母親と一緒にアルファ米の調理にも腕を振るった=写真=。ベテランおやじも新米パパも世代に関係なく交流でき、地域に知り合いが増えたこと、頑張っている姿を子どもたちに見せることで父親の株が上がったことがうれしいという。
発起人の1人、根岸康之さんは「趣味や年齢、職業も違う、さまざまなタイプの人と仲間になることができます。個性あるメンバーが刺激し合い、楽しみながら、良き父親として、また、地域社会の一員として互いに成長していける集いを目指しています」と語していた。
(2013年10月5日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)

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