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ママカフェサロンド絵本~赤ちゃん連れ気軽に
「ママカフェサロンド絵本」は、日向(ひなた)住宅集会所(高津区)に未就園児とママが集い、絵本と工作、手作りスイーツとお茶を楽しむ90分のカフェサロン。座布団に寝かせた赤ちゃんをあやすママや絵本に見入る子どもたちの姿がある。
スタートは、2008年7月。小学4年生の子を持つ母親同士の北素子さんと長谷川美奈子さんが、赤ちゃん連れでも気兼ねなく参加でき、ママもほっとできるような場をつくりたいという思いから始めた。
57回目の10月のサロンには、14組が参加。「秋を感じる」をテーマに、北さんは作者紹介を交えながら、4冊の絵本を読み、近くの公園で集めたドングリを子どもたち一人ひとりの手にのせて渡す。ハロウィーンの親子工作が仕上がるころ、長谷川さんが手作りのカボチャケーキと紅茶を持って登場。おやつとおしゃべりを楽しんだ後、自分の名前から始まる自己紹介タイムで「ここでは、ひとりの人間になれる」と35回参加のママが話していた。
「1日に10分でもいい。子どもと横に並び、大好きな人の声で絵本を読んで聞かせる。このかけがえのない時間、スマホを置いて、両手を絵本のためにあけてほしい」と北さんは呼びかける。問合せは長谷川さん mamacafesalon@gmail.com
(2013年11月2日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)